薫長酒造 [日田・玖珠周辺の観光&グルメ]
大分県日田市(ひたし)は、江戸時代に幕府直轄の天領地となり江戸や京都などを手本にした町人文化が栄えました。商家や白壁の蔵屋敷が建ち並ぶ豆田町はレトロな風情があり、観光名所となっています。その中に建つ、薫長(くんちょう)酒造を訪れました。
薫長酒造は江戸時代に酒造業を行っていた日田随一の豪商から酒蔵を受け継ぎ、建築物としてもたいへん価値の高い酒造群が現在も使われています。天領日田の豊かな水を使って昔ながらの酒造りを行い、酒蔵見学やお酒の試飲・購入などが楽しめます。
《薫長酒造資料館》 急な階段を上がると2階は、昭和30年頃まで実際に使われていた酒造りの道具などを展示。資料館になっている建物は今から約190年前、1826年に建築にされました。太い梁なども立派で長い歴史を感じる空間です。
《蔵元ショップ》 薫長酒造で製造している日本酒や焼酎などを販売しています。純米大吟醸・にごり酒などもあります。蔵元限定品「薫長飲み比べ3本セット」は純米、本醸造辛口・甘口がセットになっていてお土産にもオススメ。《利用日2017年10月》
《試飲カウンター》 一番古い蔵は江戸幕府5代将軍徳川綱吉の時代、1702年に建てられ現在でも活用されています。趣を残しながら改装された店内はオシャレな感じです。
《蔵元ショップにて買い物、お土産にいかがでしょうか》
《旅の舎 sakabazashi》 ドリンク・アイスなどを販売し、利き酒BARにもなっています。一杯売りと飲み比べのメニューがあり、ちょっとしたおつまみ付き。お酒を仕込む地下水で入れたオリジナルコーヒー・ゆずはちみつじゅーす(各350円)もいかがでしょう。
《薫長オリジナルアイス》 生酒・吟醸酒粕・赤米入りのアイス(350円)をおやつに購入。日本酒の風味が感じられて赤米はカリカリ、ワッフルコーンがパリッとしています。アルコール度数は0.3%ですので酔う心配はなく、お酒が苦手な方にもオススメです。
薫長酒造(くんちょうしゅぞう) 大分県日田市豆田町6-31
営業時間 9:00~16:30(酒造見学は16:00まで)
詳しい情報は店舗のサイトをご覧ください。
次記事では天然酵母のパンを販売するKOGURAをご紹介いたします。
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