鵜殿石仏群

唐津市観光に出かけ、相知町にある鵜殿（うどの）石仏群を見に行きました。山奥にあるイメージでしたが、天徳の丘運動公園から歩いて数分で到着。意外とアクセスが良くて、駐車場も整備されています。階段を上ると、大きな岩壁が見えてきました。

岩肌に磨崖仏が数多く彫られています。案内版を見ると、８０６年に弘法大使空海がこの地に立ち寄り、峭壁に観音・阿弥陀・釈迦の三尊を彫刻したのが始まりと云われています。８３０年頃、大洞窟内に鵜殿山平等寺が建立されましたが、戦国の兵火により建物が消失し、その後洞窟の天井も崩落してしまったそうです。 《２０１２年１月》

長い年月風雨にさらされ風化がかなり進んでいる磨崖仏が多くて残念ですが、姿がはっきりと分かる磨崖仏もありました。写真は左が持国天、右が十一面観世音です。６０体ほどの磨崖仏が確認されており、大分県「臼杵の石仏」に次ぐ規模だそう。

１９５６年（昭和３１年）、佐賀県史跡に指定されました。寺が建立された当時は多くの参拝者で賑わっていたでしょうね、現在はひっそりと静まり返っています。
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《近隣の温泉施設》

《天徳の湯》　天徳の丘運動公園内にある温泉施設。大浴場は天井が高く、内湯にはジェット浴付きの浴槽・天然ハーブの薬湯・サウナ、小さめですが露天風呂もあります。
入浴料金　５００円、家族風呂　１，０００円（入浴料金別途必要）
詳しい情報はおうち温泉　天徳の湯の公式サイトをご覧ください。