SSブログ

出津教会堂と関連施設 [長崎市の観光&グルメ]

16052537.jpg
長崎市観光に出かけて、外海(そとめ)エリアにあるキリシタン関連施設を訪れました。キリシタン禁教の時代に隠れ信徒が多く居住し、信仰を守り続けた外海エリアにはキリシタン施設が点在。地元の人々に「ド・ロさま」と親しまれているド・ロ神父が残した偉大な功績を感じながら、少し巡ってきました。《訪問日2016年5月》
160525492.jpg
《出津教会堂》 フランス人宣教師ド・ロ神父により設計施工された教会になり、1882年の建設。全長37m、幅11m、軒高3.5mの大きさ、天井が低いのは海からの強風を考慮したものだそう。中を拝観しましたが、とても広々としていました。
160525472.jpg
《長崎市ド・ロ神父記念館》 出津教会堂周辺を見てまわりました。こちらの建物は1885年に鰯網工場として建設され、現在はド・ロ神父ゆかりの品々を展示しています。入館料:一般300円、小・中・高校生100円(長崎市外海歴史民俗資料館との共通入館料)
160525442.jpg
《旧出津救助院》 ド・ロ神父が女性の自立支援のために1883年に建設。木造2階建てになり、1階では織物・縫物・素麺などの食品加工を行い、2階は修道女の生活の場などに使用されていたそう。拝観料:一般300円、中・高校生200円、小学生以下150円
160525452.jpg
ド・ロ神父ゆかりの特産品(そうめん・ふしめん・長崎スパゲッチー)はお土産にも人気で、旧出津救助院や近くの道の駅 夕陽が丘そとめなどでも販売。ド・ロ神父は色々な施設を建設していて、マカロニ工場は日本初と言われています。その製法を復刻した「長崎スパゲッチー」はモチモチの食感です。つるつるとしたド・ロさまそうめんもオススメですよ。
1605254212.jpg
《憩いのパビリオン》 フランスのパリ外国宣教会に現存する建物や資料をモチーフに造られました。参考にした建物はド・ロ神父の最初の建築と言われ、日本に旅立つ前にド・ロ神父が最後の祈りを捧げたと伝わっています。

前記事では道の駅夕陽丘そとめ、次記事では大野教会堂をご紹介いたします。

ド・ロさまそうめん詰合せ〔ド・ロさまそうめん(300g×8袋)〕

ド・ロさまそうめん詰合せ〔ド・ロさまそうめん(300g×8袋)〕

  • 出版社/メーカー: 株式会社サンフリード
  • メディア: その他



nice!(113) 
共通テーマ:旅行

nice! 113