紐差教会 [長崎の観光]
平戸市観光に出かけ、生月島から宿泊先へ向かう途中、カトリック紐差(ひもさし)教会を訪れました。1929年、ロマネスク様式の白亜の教会が紐差町の高台に完成。全長44m・横幅18m・高さ32mと大きく長崎市・旧浦上天主堂が原爆で倒壊して再建されるまでの間、日本一大きな教会だったと言われています。《訪問日2011年2月》
こちらの教会も鉄川与助氏の設計、素晴らしい教会をたくさん残していますね。堂内にステンドグラスを通して光が差し込み荘厳な雰囲気を感じます。天井や壁には花などの模様があり綺麗でした。現在の教会が建つ前にあった旧紐差教会は1928年、佐賀県唐津市の馬渡島(まだらじま)に移築され、馬渡島教会として現存しているそうです。
《ステンドグラスから光が差し込みます、馬渡島教会(旧 紐差教会)》 観光客への張り紙があり「心ない観光客の方により教会内が荒らされています。その為拝観時間を15時までさせていただきます」との案内が!ご厚意で私たち観光客にも開放してくださっているのに、とても残念です。マナーを守って静かに拝観しましょう。
カトリック紐差教会 長崎県平戸市紐差町1039
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《平戸大橋》 九州本土と平戸島を結ぶ平戸(ひらど)大橋は、平戸瀬戸に架かる吊橋で以前は通行料金が有料でしたが2010年4月より無料開放されています。長さ665m、橋全体が鮮やかな朱色で塗られ、青空や海にも映えますね。夕陽の頃も綺麗でした。