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八女茶発祥の地 霊厳寺 [八女市の観光&グルメ]

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福岡県八女市は、全国でも有数のお茶の産地として知られています。時々、八女茶を買いに出かけて、美味しいお茶をいただいたり、抹茶スイーツ巡りなども楽しんでいます。八女観光へ出かけて今回は八女茶発祥地の霊厳寺(れいがんじ)を訪れました。場所は九州自動車道八女インターから車で約50分、自然豊かな八女市黒木町笠原に建立されています。
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参道は車でも進むことが出来て、境内に駐車場(4台ほど)があります。参道は狭く、車でのすれ違いが難しいため、ご注意ください。車で境内まで行きましたが、車が来ないかとヒヤヒヤしました。参道入口の手前約200メートルにある駐車場から歩いて向かうのがお薦めです。
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霊厳寺は今から約600年前の1423年に建立。禅僧・周瑞禅師が中国・明から帰国後に全国を旅していた時、この地がかつて学んだ中国・蘇州「霊厳山寺」の地形や環境などに似ていることから、霊厳寺を建立。明から持ち帰った茶の種をまき、栽培や製法を伝授したのが八女茶の発祥と伝わり、周瑞禅師像のそばには八女茶の原木が葉を茂らせています。
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《八女茶発症記念館》 本堂前に記念館があり、お茶の歴史を表す年表や製茶に関する資料などが展示されています。《参拝日2018年5月》
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境内には自然の造形美である奇岩がそびえ、男岩・仲人岩・女岩・地蔵岩・座禅岩など名前が付いています。奇岩群は福岡県の天然記念物に指定されて、パワースポットして密かな人気のようです。写真中央付近の座禅岩(高さ約50メートル)まで行ってみることに。
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座禅岩へ向かう山道は木々の間に階段が続き、日頃から運動不足の私には少しきつい感じ。座禅岩~お茶の里記念館~参道~境内へゴールするコースは、ゆっくり歩いて30分程度のようです。私は座禅岩まで行って来た道を戻ったので、短い時間でした。
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《座禅岩へ》 急な階段もあり鎖をつかんで登ると開けた場所に出て、座禅岩の頂上が見えました。崖沿いの小道を進んで座禅岩へ向かうと、下からは見えなかった周瑞禅師の座禅像が。修行の場として周瑞禅師が天候や昼夜を問わずに座り続けていたそうです。
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《奇岩がそびえています》 座禅岩からの見晴らしが良く、爽快な気分でした。緑があふれる今の時期も良いですが、紅葉の時期も良い眺めだそう。
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《眼下にはお寺の建物や駐車場が見えます》
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《急な階段、お茶の里記念館》 急な登り下りがありますので十分ご注意ください。帰りは参道入口向かいにある「お茶の里記念館」(入館無料)に寄りました。

霊厳寺(れいがんじ) 福岡県八女市黒木町笠原9731




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