コウノトリが福岡にやってきた! [小郡市の観光&グルメ]
国の特別記念物に指定されている「コウノトリ」が飛来していると知り、福岡県小郡市の大添(おおぞえ)ため池へ行ってきました。甘木(あまぎ)鉄道松崎駅から徒歩約2分、ため池のまわりは一周ぐるりと遊歩道が整備されて、駐車場も数台分あります。
カモやサギたちが羽根を休めていて、水辺にコウノトリが2羽います。白と黒の羽根を持ち、見かけはツルに似ていますが、分類上はサギやトキの仲間だそう。野性のコウノトリは約50年前に絶滅し、兵庫県立コウノトリの郷公園で保護繁殖が行われています。
保護繁殖と放鳥が続けられた結果、現在の生息数は約120羽に。こちら大添ため池にいるコウノトリも兵庫県から飛んできたそう。オスかな、メスかなと見ていたところ、2羽ともメスですよ、と撮影に来られていた野鳥ファンの方から教えていただきました。
餌場の争いでしょうか、他の鳥を追い払う姿も。クロツラヘラサギ(絶滅危惧種)も5羽ほどいて、細長いヘラのようなクチバシと黒い顔が特徴。コウノトリやクロツラヘラサギなど、貴重な野鳥を見ることが出来ました。《訪問日2018年3月》
《甘木鉄道のレールバス》 遊歩道のそばをレールバスが通過していきました。甘木鉄道は甘木駅(福岡県朝倉市)~基山駅(佐賀県基山町)まで13.7kmを運行しています。
コウノトリのマウスパッド:フォトパッド*(世界の野鳥シリーズ) (B)
- 出版社/メーカー: 熱帯スタジオ
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