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有明ホテルに宿泊しました [長崎の温泉]

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1934年(昭和9年)、日本初の国立公園に指定された長崎県・雲仙は古くから温泉地として栄ました。点在している観光スポットから、雲仙地獄に寄りました。お糸地獄・邪見地獄・大叫喚地獄・清七地獄・雀地獄などがあり、湯けむりが勢いよく上がります。整備された遊歩道沿いには温泉で蒸した温泉玉子の販売があり、おやつに買いました。
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雲仙温泉の入口に建つ「有明(ゆうめい)ホテル」は1904年に創業し、当初は有明海にちなみ有明(ありあけ)ホテルと命名。標高727mの立地から避暑としても賑わった雲仙温泉は、数多くの外国人客が有明ホテルへ滞在しました。いつの日か外国人客に“ユウメイ”と発音されるようになったことから、現在のホテル名になったそうです。
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《モダンな雰囲気のロビー》 ロビーの一角に売店があり、雲仙温泉名物の湯せんぺいを始め、カステラや海産物など長崎の物産品が並んでいます。ロビーから客室へ向かう途中に卓球場(30分無料)があり、楽しまれているご家族がいました。《利用日2017年4月》
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客室は和室と和洋室があり、利用した和洋室(309号)はゆったりとした広さ。地獄谷や温泉街を望む東向きになり、地獄から上がる湯けむりが見えました。建物は古さを感じますが、随所に手が加えられてトイレは洗浄便座付き。冷水ポットの用意も嬉しいサービスです。
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《男性用大浴場》 窓が大きく採られた内湯には、有田焼で造られた「南蛮屏風絵図」が飾られています。雲仙地獄の清七地獄から引き込んだ温泉は少し白濁して湯の華が舞い、湯上り後も硫黄の香りが続きました。泉質は酸性・含鉄-硫酸塩泉、源泉温度は92℃
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《南蛮屏風絵図の壁画》 
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小さめの造りですが露天風呂もあり、男性用(写真)はそばに小川が流れています。女性用の露天風呂も岩風呂ですが、高い塀に囲まれていました。女性用の洗い場には炭を使った洗顔料や洗顔石けんが置かれていますが、男性用には無かったそうですよ。

雲仙温泉 有明(ゆうめい)ホテル 長崎県雲仙市小浜町雲仙380
外来入浴時間 13:00~18:00、入浴料金 700円
詳しい情報は有明ホテルの公式サイトをご覧ください。
次記事では会席料理の夕食と朝食をご紹介しています。
旅行・観光ガイド「たびねす」に、雲仙温泉オススメ立ち寄りスポット6選をご紹介しています。ご覧いただけると幸いです。
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