紅乙女 耳納蒸留所 [久留米市の観光＆グルメ]
豊かな自然とフルーツの里、久留米市田主丸町に胡麻祥酎で有名な「紅乙女 耳納蒸留所」があります。耳納連山の麓にある広大な敷地には、アランビック蔵・リキュール蔵などデザインの異なる貯蔵庫、ゲストハウスが点在。山手に行くと「巨峰ワイナリー」があります。
《アランビック蔵》 スタッフの方がこちらの蒸留施設を案内してくれました。フランス製のシャラトン型（アランビック）蒸留機は高級コニャックの本場フランスでも使われています。これで蒸留したお酒を長期間貯蔵すると、とてもまろやかなお酒が出来上がるそう。
《春野蔵》 敷地内の貯蔵庫を見て回りました。山の斜面を利用して建てられた「春野蔵」は半地下状態になっていて夏場でもひんやりした温度に保たれます。大きなタンクは１本で一升瓶３５，０００本にもなるそうですよ。貯蔵庫の中央にはステンドグラスが輝いています。
《胡麻焼酎》 ゲストハウスで胡麻・麦・米焼酎などを試飲しました。胡麻祥酎の紅乙女（べにおとめ）は、麦・米麹に胡麻を加え醗酵・蒸留させた焼酎で、ほのかな香りと個性のあるまろやかな味わいが特徴。他にも、甘くて飲み易いリキュールなども揃っています。
《左上：かっぱの形をした最中、右上：１９８７年製造の萬ろく》
《食事処 水縄茶寮》 近代的なデザインの建物が並ぶ中、とても趣のある建物が佇んでいます。水縄茶寮（みのうさりょう）は４００年以上前、安土・桃山時代の古民家になり、箱根から移築されました。釘を一本も使わず、欅・竹・茅から造られた風情ある造り。
《趣のある店内、入口》
メニューは、桶うどん・おむすび・季節の惣菜・コーヒーなどが付く山苞膳（１２００円）、馬肉を使ったカレー・サラダ・コーヒーなどが付くカレーセット（８００円）、甘味などがあります。営業は１１：００～１５：００（OS１４：３０）《２０１７年５月現在》
紅乙女 耳納蒸留所（べにおとめ みのうじょうりゅうしょ） 福岡県久留米市田主丸町益生田２１０－１
開館時間 ９：００～１７：００
詳しい情報は紅乙女酒造の公式サイトをご覧ください。
2022年5月にオープンした焼酎Lab.紅乙女（福岡市博多区下川端町）にも行きました。
- 出版社/メーカー: 紅乙女酒造
- メディア: 食品&飲料
