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那古井館 [熊本の温泉]

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熊本県玉名市にある小天温泉 那古井館(なこいかん)へランチ&温泉に出かけました。周囲にはみかん畑や田園風景が広がり、のどかな景観。明治の文豪「夏目漱石」が1897年(明治30年)に旅行で小天(おあま)を訪れ、この旅を題材にして小説「草枕」を発表しました。小説の中で小天は「那古井」という架空の地名で描かれています。
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宿の創業は明治元年、館内も雰囲気が良く落ち着いた造り。浴場前には湯上がりに寛げるスペースが設けられています。宿泊は2食付き10,000円~、露天風呂付き特別室は20,000円~。客室休憩プランは那古井コース4,000円、草枕コース5,000円など。
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《売店》 お土産品が置かれ、お菓子・地元の観光農園手作りのジャム・海苔・青のり佃煮・ごぼう茶などが並ぶ。くまモンがパッケージになった商品もあり、お土産に喜ばれそう。
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《浴場》 男女とも内湯のみですが、窓の向こうに小庭が造られ良い雰囲気。浴槽は2つに仕切られ、湯口から離れた浴槽はとてもぬるめになっていて、のんびり長湯できました。飲泉も出来て飲みやすい味。泉質は単純温泉、源泉温度38.5℃[いい気分(温泉)]
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《レストラン 旬美庭》 木の温もりに溢れるモダンな雰囲気のレストランです。ジャズが流れ、飾られた人形たちが音楽に合わせて演奏しているような動きをして楽しい。今回は手軽なランチ(2,000円・温泉入浴サービス付き)を予約しました。
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料理は月替りになり、訪れた4月は桜や筍も使われて季節を感じる献立はいいですね。刺身2種盛り・イカと筍の木の芽和え・豚しゃぶ・吸物・洋皿などが並び良い品数。吸物に入ったすり身なども手が込んでいて、丁寧に仕上げられた印象を持ちます。《2014年4月》
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《左上:洋皿、右上:デザート・珈琲》 スズキは身がふっくら、色鮮やかなグリンピースソースが彩りを添えています。コーヒーとデザートも付いて満足のランチでした。温泉入浴サービス付きで2,000円(消費税・サービス料込み)はとてもお得です。
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《2014年6月再訪》 2種盛りの刺身・ジュンサイ入りの吸物・小鉢・鶏肉の鍋が並び、洋皿は鮭のオーロラソース添え、デザートはフルーツゼリーでした。6月の献立も内容が良く、美味しくいただきました。月替りの料理&温泉を楽しみにまた訪れたいと思います。 

小天温泉 那古井館(なこいかん) 熊本県玉名市天水町小天8277
外来入浴時間 11:00~17:00、入浴料金 500円
詳しい情報は那古館の公式サイトをご覧ください。
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