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長尾製麺 [朝倉市・うきは市の観光&グルメ]

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うきは市吉井町は江戸中期より久留米と天領日田を結ぶ街道沿いの宿場町として栄え、今でも白壁土蔵の町並みが残っています。その中にある長尾製麺の建物も風情が漂い、敷地内には土日のみ営業している「うどん屋 井戸」があります。《2013年6月》
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2月中旬~4月初旬まで開催された筑後吉井おひなさまめぐりのイベントでは商店などの店先にお雛様が飾られ、長尾製麺の立派なお雛様も見学させていただきました。直売所にもたくさんのお客さんが訪れてあり、お土産に色々と買われていました。
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地名になっている”吉井”とは、よい(吉)水の出る所(井)という意味だそう。水の豊かな里として江戸時代より水車製粉による手作りの麺づくりが行われてきました。長尾製麺は江戸後期の創業、200年を超える老舗の製麺所で伝承の技を大切に現代へと受け継がれています。直売所には素麺・うどん・冷麦・やせうま・蕎麦などが並んでいます。
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《色々な乾麺が並んでいます》
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《ラーメン仮面》 レトロな感じのパッケージが目を惹くこちらはインスタントラーメンです。トンコツとチキントンコツ味の2種類があり、1袋315円。お土産にも喜ばれそう。
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《左上:手打うどん如水、右上:吉井素麺》 この2つを含め3商品が今でも手延べで作られているそう。吉井素麺は幻の素麺と呼ばれ、TV番組「どっちの料理ショー」にも紹介されました。延ばす時に油を使わず、通常2日間で作るところを3日間かけて各工程の熟成時間を十分にかけ、もちもちとした歯応えのある美味しい素麺が完成します。
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《吉井素麺を自宅でいただきました》 ゆで方のコツが書かれた案内を見ながら作ります。パラパラと少しずつ入れて箸でまぜ、1分~1分15秒ゆでる。ゆでたら氷水で冷やして、出来るだけ早く(5分以内に)食べる。案内通りに茹でて、透き通るような麺になりました。
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器に盛ったところで、そうめんの出汁がないことに気がつきました。仕方がないので家にあった中華風のぶっかけタレを使い、ミニトマトとキュウリを盛りつけて仕上げました。麺はとてものど越しが良くて美味。夏場は生産が間に合わないほど人気のようです。

長尾製麺  福岡県うきは市吉井町927
前記事では、うどん屋井戸を紹介しています [soon] うどん屋 井戸をご覧ください。




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