わいた山荘 [熊本の温泉]
熊本県阿蘇郡小国町にあるわいた温泉郷は小国富士とも呼ばれている涌蓋山麓に広がり、山川温泉・岳の湯（たけのゆ）温泉・はげの湯温泉・地獄谷温泉など、６つの温泉地があります。湯煙風情漂う「はげの湯温泉」に建つ「わいた山荘」は以前から気になっていました。立ち寄り入浴は受付けていない為、宿泊して温泉と食事を楽しんできました。
客室は本館に和室６室と、露天風呂付き離れが１棟。利用した本館の和室（３０６号）は８畳に板張り付き、ゆったり寛げる広さ。床の間に女将さんが選んだ小物などが飾られています。部屋菓子は温かい和菓子が出て、手作りのもてなしが嬉しいですね。
《左上：看板ネコをデザインしたタオル、右上：貸切風呂へ》 ５つある浴場は全て貸切風呂になり、入浴中の札をかけて利用します。夜は２３時迄、朝は夜明けから利用できるので、休憩しながら全部の貸切風呂に浸かりました。
《笹ん湯》
まずは半露天風呂の笹ん湯から利用しました。宿は２種類の源泉を持ち、無色透明とブルー色の温泉がありますとスタッフの方から案内がありました。こちらは無色透明の温泉ですね。洗い場に豆乳シャンプー・リンスなどが置かれています。
《涌蓋ん湯（わいたんゆ）》
笹ん湯の向い側にある内湯造りの浴場です。お湯は薄いブルー色になっていて綺麗ですね。かなり熱めでしたので加水しながら浸かりました。洗い場が畳敷きになっているので滑りにくく、腰をおろしても痛くないのがとても良いと思います。
《岩ん湯》
玄関前に湯小屋が建っていますが１階から直接は行けないので、２階から渡り廊下を進み階段を降りて岩ん湯へ向かいます。内湯造りの岩風呂は貸切風呂として使うには十分すぎる広さで嬉しくなります。湯は薄いブルー色、少し鄙びた雰囲気がありました。
《展望 桶ん湯》
展望風呂も人気があり、入浴中の札がかかっていることが度々ありました。２つ並んだ桶風呂はどちらもゆったりした広さ。眺望が良く、涌蓋山や阿蘇の山々、湯煙たなびく山里の風景もいいですね。湯はごく薄いブルー色に見えました。
ゆったりした桶風呂に浸かって温泉＆眺めを満喫しましょう。
《竹林の湯》
評判の良い竹林の湯に浸かるのも楽しみに訪れました。浴場へと向かう小道は緑豊か、四季折々の花が植えられ、訪れた５月は可愛い鯉のぼりが飾られていました。少し歩いて湯小屋へ到着、それではお目当ての竹林の湯へ浸かりましょう。
乳青色の濁り湯は少し熱めですが浸かれる温度です。風呂の向こうには竹林が広がり、夜はライトアップされて昼間とはまた違う雰囲気。こちらも洗い場は畳敷きになっていました。貸切風呂はそれぞれに趣があり、温泉三昧となりました。《利用日２０１２年５月》
旅館 わいた山荘 熊本県阿蘇郡小国町西里３００６－２
次回は夕食と朝食をご紹介します。名物の「鶏の地獄蒸し」も登場します。
旅行情報サイトトラベルジェーピーに宿を紹介しています。ご覧いただけると幸いです。
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