湯宿 鶴水荘 [熊本の温泉]
熊本県水俣市にある湯の鶴温泉は水俣市街地から約８ｋｍ行った山間、湯出川沿いに湧く静かな温泉地です。１１８５年に発見され古くから湯治場として親しまれてきました。湯出川の両岸に小さな宿が建ち、鄙びた雰囲気が漂っています。《利用日２０１１年５月》
鶴水荘（つるみそう）は湯の鶴温泉街の中でモダンな外観の旅館で、館内も改装されて趣ある雰囲気。客室は和室・和洋室があり、宿泊料金は２食付き９，９７５円から。立ち寄り湯に何度か訪れていますが、今回の熊本旅行で初めて宿泊しました。
《みたけ》 ２００８年の改装で出来た和洋室を利用しました。ゆったり広めの１５畳あり、民芸調の造りは和モダンな雰囲気です。窓辺に置かれたテーブルセットもゆっくり寛げます。宿泊料金としては１番高いプラン（２食付き１５，７５０円）になります。
《部屋菓子を頂きながらゆっくりしましょう、赤い陶器も印象的》 休憩したら温泉へ行きましょう。貸切風呂（３室）も宿泊者は無料で利用できるサービス。
《大浴場 川ん湯》 貸切風呂も気になりますが、まずは大浴場に入りました。利用した客室の目の前に大浴場入口があり便利です。階段を下りて川ん湯へ向かいます。
内湯と露天風呂があり、内湯の石風呂と檜風呂の浴槽はどちらもゆったりした造り。湯は少し熱めになっていました。泉質は単純泉、源泉温度５３．３℃
川沿いに造られた露天風呂は１人で浸かるのにちょうど良いサイズ。対岸の宿からも丸見えなので浸かるには勇気がいりますが、鄙びた風情を感じる良い眺めです。
《大浴場 岩ん湯》 こちらの浴場は入口の暖簾をくぐるとすぐ脱衣所がありその奥に広い岩風呂、１人用の五右衛門風呂や檜風呂もあります。露天風呂はありませんが、広々としたこちらの浴場も良い雰囲気。どの浴槽も熱めの湯が掛け流されています。
《五右衛門風呂と岩風呂、檜風呂もありました》 大浴場は奇数・偶数日により男女入替制で「岩ん湯」は奇数日が男性用となります。
湯宿 鶴水荘 熊本県水俣市湯出１５６５
外来入浴 １１：００～１７：００、入浴料金 ５００円・貸切風呂 １０００円（４０分）
詳しい情報は湯宿 鶴水荘の公式サイトをご覧ください。
次回以降は貸切風呂や創作料理の食事をご紹介しています。2019年に再訪問（宿泊）した記事もあります。
