照湯温泉 [大分の温泉]
大分県別府市にはたくさんの共同浴場が点在し、照湯（てるゆ）温泉もオススメの共同浴場です。場所は坊主地獄から明礬温泉へ向かう国道５００号線から少し入った所に建っています。江戸時代、豊後森藩（現在の大分県玖珠郡玖珠町）の飛び地領となり、温泉場として栄えました。森藩のお殿様も入った石風呂が現在も使われています。《利用日２０１０年１２月》
《温泉の玄関前にえんま坂・えんま像があります、照湯温泉 玄関》 １６６４年、照湯温泉にて日本で初めての明礬製造が成功したそうです。
《殿様の湯》 浴場は男女日替りになっていて、こちらが殿様も浸かられた昔ながらの石風呂です。硫黄の香り漂う湯はスベスベ感があり、熱めになっています。以前は地区の方だけが入る混浴の共同浴場でしたが２００３年の改装後、一般にも開放されています。
《姫様の湯》 新しい浴場ですがこちらも良い雰囲気。この日は硫黄が底にたくさん沈殿していました。時々訪れていますがいつも入浴者が多く、たまたま貸切状態になりました。ディープな共同湯巡りも楽しいですが、綺麗な共同湯もいいですよ。
源泉は９８．１℃、使用位置は５３℃。泉質は単純泉ですが、硫黄の香り漂う湯で良かったです。玄関では漬物なども販売され、温泉の噴気で蒸した温泉玉子（３個１００円）も美味しくて、おやつにオススメです。
照湯温泉 大分県別府市小倉５組１
営業時間 ９：００～２１：００、入浴料金 ２００円
